初心者から上級者まで使えるドライバーが取り揃っているアメリカ生まれのPING(ピン)。ピンのドライバーはボールがスライスやフックしたり、飛距離を出せないといった悩みを解決してくれるものが多いです。
それぞれのドライバーに特徴があるので、自分のレベルやスイングの特徴に合わせて最適な1本を選びましょう。今回は、ピンのドライバーの特徴やおすすめドライバーを紹介します。
目次
ピンのドライバーの特徴
ピンの主要ドライバーには弾道調整機能が搭載されており、曲がりにくさを重視するモデルが多いのが特徴です。自分の弾道のクセに合わせてドライバーを調整すれば、まっすぐなショットを打てるようになります。
例えば、右に出るスライスを防ぎたい場合はドローポジションへ調整することで、ミスを防ぐことができるでしょう。
人気モデルのG425シリーズの最大の特徴は、「ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジー」が採用されていることです。クラウン部を極薄に設計し低重心を実現することで、慣性モーメントをアップして振動を抑制することが可能になっています。従来のモデルよりブレが少ないので、思い切り振り切ったスイングでも安定したショットを打つことができます。
【初心者向け】G425 Max ドライバー
完成度の高いモデルとして評価されているG425シリーズ。ヘッド重量の約11%が後ろ部分に配置されているため、曲がったりブレたりしにくいのが特徴です。
G425 Maxは3種類のウェイトポジションが搭載されており、ボールをまっすぐ飛ばせるように弾道を調整できます。ヘッド体積は、ゴルフクラブの規定で上限とされている460ccです。
ヘッド体積が大きいタイプなので、ドライバーが上手く当たらないという方でも安心です。赤が差し色になっていたG410シリーズとは異なり、G25はブラックとシルバーのシンプルな落ち着いた色合いが採用されています。
シンプルなデザインなので、飽きずに長く使い続けられるでしょう。なお、G425 Maxは上級者向けに感じるモデルではありますが、初心者にも分かりやすい設計なので安心して扱えます。飛距離が出てミスショットを防ぎやすいドライバーなので、初心者ゴルファにおすすめです。
【初心者向け】G425 SFT ドライバー
G425 SFTはスライスを防いで、ストレートな弾道を実現できるドライバーです。G425 MAXより約13%ヒール寄りの重心設計が採用されており、右方向へのミスを減らすドローバイアス設計となっています。
G425 SFTはウェイトの位置がヒール側に固定されており、自分で調整することはできません。ヒール側にウェイトを固定することで、フェースを返りやすく工夫しています。左側に飛ぶように設計されているので、スライスで悩んでいる方におすすめです。
右方向に飛ばしがちな方が使用すると、弾道が矯正されてまっすぐ飛ぶようになるでしょう。ダウンスイング中の空気抵抗を抑制するボーテックテクノロジーを搭載しているのも魅力。余計な振動がかからないので、ヘッドがしっかり安定します。ただ、スライスを防げるように開発されているため、フックしてしまう方にもあまり向いていません。
【初心者向け】GLe2 ドライバー
女性ゴルファー向けに作られたGLe2シリーズのドライバーです。ピン独自のヘッド素材であるフォージドフェースを採用し、簡単に速く振れるドライバーに仕上がっています。
そのため、打点がばらついてしまってもしっかり飛ばせるのが魅力です。GLe2のドライバーはヒール寄りに重心が設計されているので、スライスを抑制しドローしやすくなっています。
また弾道調整機能はないものの、新ロフト・ライ角機能が搭載されており、10~13度まで好みの角度に変更できるのも嬉しいポイントです。ピンクと白を基調としたかわいいデザインなので、ドライバーだけでなくアイアンやパターなども同じシリーズで揃えるのをおすすめします。
【中級者向け】G410 LST ドライバー
G410 LSTドライバーは、ボールのフックやスピンに悩む中級者向けの1本です。ボールのつかまりをコントロールできるように、可変式弾道調整ウェイトが付いています。
スピン量を抑えられるモデルなので、ボールが吹き上がることがなく低スピンで前に伸びます。ただし、G410シリーズの他のモデルと比べて打ち出し角が低いため、シャフトやロフト角を調整し適切な状態にセッティングする必要があります。
シャフトの付け替えも簡単なので、さまざまなシャフトを試しながら自分に合うドライバーに調整できるでしょう。より完成度が高いG425シリーズが販売されたことで、比較的お得な価格で手に入るのもおすすめポイントの一つです。
【上級者向け】G430 MAX ドライバー
ピンの新作モデルG430は、G425の後継クラブとして発表されたモデルです。プロゴルファーが使うツアーモデルではあるものの、3種類のヘッドを採用することでアマチュアゴルファーも使用できるように開発されています。
ピンのドライバーは曲がりにくさを重視したモデルが多いですが、G430シリーズは弾道のブレに注目するだけでなく、飛距離が伸びるように工夫されているのが特徴。前作のG425シリーズと比較して、明らかに飛距離の伸びを感じる方が多いはずです。
G430 MAXは、G430シリーズの中でもベースとなるモデル。ドライバーのデザインが新しくなったことにより、ヘッドがシャープに見えて構えやすくなっています。また「スピンシステンシー・テクノロジー」により、どこに当たっても適切なスピン量になるように設計されているのも魅力です。
【上級者向け】G430 LST ドライバー
G430 LSTは「ロー・スピン・テクノロジー」と名付けられた通り、低スピンの強い弾道が打てるように設計されたモデルです。チタンボディが使われている他のGシリーズドライバーとは異なり、G430では唯一カーボンクラウンが採用されているのが特徴です。
クラウン部分に8層構造のカーボンを採用し軽量化することで、低スピン性能が強化されています。カーボンクラウンで生まれた余剰重量は、バックウェイトに反映しています。
前作のG425 LSTと比べて、5gも重くなっているのです。G430 MAXは460ccですが、G430 LSTは440ccと少し小ぶりに作られており、安定感は抜群。操作性が高くドローやフェードの打ち分けができることから、プロゴルファーにも選ばれる1本となっています。
ピンのドライバーを使ってみよう
ピンのドライバーは幅広い人が使えるように開発されているので、初心者から上級者まで自分に合ったドライバーを見つけられます。
まっすぐ飛距離を出したい方は「Max」、スライスに悩んでいる方は「SFT」、フックを改善したい方には「LST」と名前に付いているドライバーがおすすめです。
新しいドライバーを探している方は、ピンのドライバーを試してみてはいかがでしょうか。